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第十三章 竣工前検査
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竣工引渡までは、まだ遠い?

LED照明変更工事、植栽の植え替え範囲拡大・自動ドアの反応範囲の調整・

管理人室の内装工事等は問題なく終わったため、

今度は、夕方に修繕委員に集まっていただき、

ライトの確認を含めて、それらの工事の納品を了解。

 

また、指紋錠に関しては、日曜日に1日かけて、住民が順番に登録をします。

指紋で開かない時のために、暗証番号による解錠もできるよう登録します。

 

今後、指紋登録を追加する際には、誰かの指紋で管理する必要がありますが、

管理会社に相談したところ、

「担当者の指紋で管理するのは、セキュリティ上の問題があり、NG」

との回答で、理事長と修繕委員長の二人を管理者として登録します。

 

もちろん、この判断は、勝手にできませんから、理事会にはかり、決定。

その後、議事録を配布して、住民の理解を得ます。

 

こうしたことは、「誰に決定権がある?」という細かな規則はないのですが、

コトの性質上、理事長や修繕委員長の個人判断ですべきではないので、

マンションの意思決定機関である理事会での手続きをきっちりやっておかないと、

後々のクレームの元になります。

 

すべては、「マンションは、住民の共有財産」と言う原点に立って、対処する必要があるのです。

 

一方、大変なのは、モニターの逆光問題。

 

マンション玄関のスロープを長くして、インターホンの位置が変わったことにより、

逆光のため、モニターに映る人が、昼間だと真っ黒になり、判別できないと言う問題です。

 

解決案としては二つ。

 

一つ目は、ガラスにスモーフィルムを貼る。

二つ目は、カメラの上部からライトで照らすと言うモノ。

ライトであれば、付けっぱなしは電気代がもったいないので、人感センサーを付けます。

 

フィルム貼りだと、実際に貼ってみないと効果が分からず、

再工事になる可能性があるため、まずは、ライトでテストをすることに。

 

昼間に、理事長に室内で見てもらいながら、ライトを当ててみて、

解決できるかどうかを見るのですが、これが、ホントに大変。

 

非常に微妙な角度のぶれで、見えたり見えなかったり、

また、来訪者の背の高さでも異なります。

 

結局、最初のライトでは駄目で、ライトの種類を変えて、再チャレンジ。

ようやく、人の顔が判別できるようになり、実際に照明工事をしてもらったのですが、

後日、問題が。。。

 

テストをした日は、見えたのですが、日が変わると、また、見えないんです。

 

結局、この対策は、引き続き施工会社にお願いすることにするものの、

手直し・追加工事も、ほとんど終わっている中で、

施工会社への支払いに関する時期の問題が出てきます。

 

マンション側としては、完全に工事が終わるまでは、

ちゃんと面倒を見てもらいたいので、支払いは残しておきたいし、

施工会社側は、下請け工事会社への支払いも、待ったなしという状況。

 

ここで、出した案は、完工分の90%を支払うと言うもの。

 

ただ、修繕委員会は、当初予算に関わる範囲であれば承認できるのですが、

手直しや追加工事の規模が大きく、急きょ、理事会を招集してもらい、その承認を得ます。

 

すでに完工予定日から、2か月以上たっています。

 

こうした意思決定の複雑さは、住みながらの工事で、

かつ沢山の住民により形成されているマンション特有の事象です。

マンション管理士と言う専門家が住民側に付いていることで、

こうして、進んでいくのだろうと思います。

 

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第十三章 竣工前検査 目次

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